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津田のあゆみ

徳島津田バイオマス発電所への期待のメッセージを
お寄せいただきました

港湾施設の再活性化と
持続可能な未来を創造

株式会社フォレストバンク 代表取締役
岡田 育大 様

徳島県内には、多くの製材所や木工所があり、木材産業が地場産業として存在していました。中でも、高度経済成長期に徳島の木材産業を支えた津田海岸町が、木質燃料を活用した「再生可能エネルギー」をつくり出す場所に生まれ変わります。この地が徳島県、さらには関西、関東圏などのエネルギー需要に応える「エネルギーステーション(海の駅)」のような場所に育ち、持続可能な未来を創造していけるよう願っています。

将来的には
国産材燃料の利用にも期待

株式会社ダイリFPC 代表取締役社長
小濱 孝彦 様

長年にわたり原木輸入を中心とした木材卸業を営んできましたが、近年は木造躯体(くたい)建設を中心に、より消費者に近く、社会的ニーズに対応できる業態へと転換を図っています。一方で、原木輸入の減少に伴う港湾施設の機能維持について関係者と協議を続ける中、木材専用港であったこの地に木質バイオマス発電所を誘致したいと考えました。木質燃料の輸入による港湾の活性化、さらに将来的には国産材燃料の利用にも期待を寄せています。

電力の自給率が上がることは
地域経済にも大きな利益

徳島電機産業株式会社 代表取締役
表原 弘幸 様

弊社は、発電施設のメンテナンスや電気工事をお手伝いします。これまで培った木質バイオマス発電事業での実績、そして建設業、林業それぞれのネットワークを活かしていきたいと思います。2050年までに脱炭素社会の実現を目指す徳島県にとって、本発電所は大きな役割を担うと確信しています。電力自給率の向上は、地域経済にも大きな利益をもたらしてくれます。徳島の活性化、徳島の人々の暮らしを支える力になれるとうれしいです。

※所属・役職等は掲載当時のものです

徳島県木材団地の歴史

木材団地誕生から現在まで

徳島県は面積の4分の3が森林で、豊富な木材資源を背景に古くから林業が発達してきました。古くは、県産材である「木頭杉」が平安、奈良時代から京都下鴨神社、大阪城の築城などに使われたと文献に記されています。

戦後の高度経済成長期には、国内の木材需要が急増し、輸入木材の受け入れに対応するため全国の臨海地帯に多くの木材団地が完成しました。徳島県津田海岸町においても木材団地の建設が決定し、1970年(昭和45年)に完工しました。最盛期には130もの関連企業が集まり、県内林業や木材産業界の活性化に貢献してきました。

木質バイオマス発電所という地域の特性を活かした本発電所の運転開始によって、今後は脱炭素社会の実現にも貢献していきます。